2025年に10周年。
ということは2015年に辞めたのでアイコスとかの電子タバコがない時代。
本当に100害あって一利なしなのか
身体に及ぼす影響だとか健康被害は
詳しくないなりに、きっと良くないだろうとは
思うけど。
タバコは素晴らしいコミュニケーションの場を作ってくれていたし
吸わない人より吸っている人のほうが話しかけやすかった。
話が合うと思っていた。
何をするにもタバコを吸ってから。
起きたらタバコを吸う。
仕事の前に1本。
休憩に1本。
帰る前に1本。
電車に乗る前にもう1本。
タバコをやめるか、酒をやめるかって話になれば
酒かなーなんて言ってたけど。
なんで辞めたのかって?
30を過ぎた頃、健康診断の尿検査で「E」判定が出て
腎臓の治療が始まった。
時を同じくして
乳腺繊維種の治療、足首の骨折も重なって(笑)
それらの治療の一環で、全身麻酔することに。
その度に禁煙しなさいという話が出てくる。
この麻酔医師からの話に感銘を受けたとか
そういう話ではない。
合計で何回の全身麻酔をしたのか。
禁煙の話が出たのか。
正確には覚えていない。
とにかく、何回目かの話の時に
「この一箱を吸ったらやめよう」
と急に思った。
という話。
周りには禁煙に失敗する人が多くて
その度に「ダセーな」と思っていたから
「有言実行」したい。
ダセーやつになりたくない!
そんな思いで始まった禁煙生活。
ダセー事に、もらいタバコしてしまったり
酒に飲まれてしまって気づいたら吸っていたこともあったけど。
半年過ぎたら
タバコを吸わない生活のリズムが出来上がって。
周りの目が「タバコを吸う人」から「吸わない人」になって。
1年過ぎたら全く吸わないでもタバコのことを考えなくなっていた。
1番のネックは、周りには「吸う人」しかいなかったこと。
周りの「吸うリズム」の輪から抜けるのが大変。
これは禁煙だけの話じゃなくて「何かを変える」時に大切なのは
周りに流されないこと。
今までと同じ生活では「同じ生活」に戻る。
吸わないルーティーンを作ってひたすら行動。
タバコをやめてから
スイーツを食べるようになったけど、
禁煙がすっかり落ち着いてから始まった習慣だから
禁煙に役立ったものではないし
タバコをやめたから始まったものかも分からないけど。
スイーツを買う人になるなんて。
10年前の自分は本当にびっっくりするんだろうなー
禁煙した話でした。