風邪をひかないための対策として、日頃の行動習慣やクセを見直してみることも効果があります。
『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』の著者であり、医師でもある裴英洙氏によると、とても簡単な心がけで風邪をひくリスクがグッと減るそうです。
今日は、裴英洙氏が推奨する日常生活で注意すべき行動についてまとめてご紹介します。
風邪予防に効果的!行動習慣を見直そう
普段、何気なくしているそのクセが、実は風邪をひきやすくする行動かもしれません。
クセというのはなかなか治りにくいかもしれませんが、心当たりがある方はこれを機に見直してみてくださいね^^
- のどを保湿する
- 1日11回以上手を洗う
- 消毒は乾いた手にする
- マスクは1日1パック使う
- 1日3回以上うがいをする
- いつもより長く寝る
- なるべくインフルエンザの予防接種は受ける
- 顔、髪の毛を触らない
- 物の貸し借りはしない
- 鼻をほじらない
- ジェットタオルは使わない
のどの保湿をする
風邪の多くは、上気道(鼻からのどの通り道)に炎症が起こることで発症するといわれています。
喉が乾燥していればそれだけウイルスがくっつきやすくなります。飴やガムで唾液の分泌を促したり、飲み物をこまめに飲んで喉の保湿に気を付けましょう。
特にガムは噛んでいる間中唾液が出ているので、おすすめだということです。
1日11回以上手を洗う
なんと様々なところでの研究で、、1日11回以上(1時間~1時間半に1度の割合で)手を洗う人は、風邪のリスクを50%以下にできることがわかっています。
1日11回って結構な回数ですよねー。ただ、ちょっと納得できる部分も。
私自身、普段は主婦業をしていますが、主婦ってちょこちょこ手を洗うこと多いんです。
お皿を洗うのはもちろん、洗濯すれば洗剤を触ったあとに手を洗うし、子供がいればそれだけ手を洗う回数は増えます。
で、子供たちがインフルエンザにかかる中、いまだかつてインフルエンザになったことがないんです、私!!
ん?これはまさにそうなのか?!、とちょっと納得です。
消毒は乾いた手にする
よく、手を洗ってそのまま消毒をする人いますが、あれって効果を薄めてしまう行為です。
濡れたままの手ではなく、しっかり乾燥させた手に消毒を行うようにします。
マスクは1日1パック使う
これは、お医者さんの中では常識なようですね。先日テレビで”マスクの正しいつけ方”として、マスクを外したら新しいマスクをつけると言っていました。
高機能なマスクではなく、安いマスクでOK。
できれば場所によってマスクを変える(ウイルスの種類が異なるため)、それが難しい場合には朝、昼、晩と1日3回は変えるようにしたほうがいいようです。
いつもより長く寝る
風邪にかかり始めているときは、体力や免疫力が低下しているサイン。
風邪の超初期症状を感じたら、睡眠を長くとるように心がけましょう。眠れないときは無理に眠らずに、体を横にするだけでもOK。
なるべくインフルエンザの予防接種は受ける
インフルエンザの予防接種は、健康な18歳から64歳に実施したところ発症が59%減少したという報告があります。
インフルエンザは接種後から約2~4週間後に効果が出始め、持続期間は約5か月ほどです。
顔、髪の毛を触らない
人は1時間あたり平均して23回も顔を触るという実験結果があります。
意識せずに触れたものにウイルスが付着していた場合、顔や髪の毛にウイルスがついて風邪をひいてしまいます。
髪の毛にもウイルスがついていることがあるので、髪の毛を触った手で顔に触れるのもリスクが高い行為です。
物の貸し借りはしない
風邪ウイルスは24~37℃という環境で、平均2時間程度は生存していて、その後干からびて死滅します。
モノにはウイルスが付着していることが大前提。
風邪をひいている人の持ち物を貸し借りすることは避けるようにしましょう。
鼻をほじらない
手を顔に触れることがNGなのはお分かりだと思いますが、指先にウイルスがついている可能性があるので、鼻をほじることで花の粘膜にウイルスを付着させることになります。
ジェットタオルは使わない
ジェットタオルの温風は、風邪のウイルスをまき散らす原因になります。できるだけ使用しないほうが良いでしょう。
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