7月2日放送の名医とつながる!たけしの家庭の医学では、高血糖を防ぐ紫色の食材について紹介します。
紫色の食材というと、、、ナスやブドウなどが思いつきますよね。しかし血糖値を下げる最強の紫色のフルーツがあるんですよ~。
手軽に食べれて、血糖値を下げてくれるフルーツとは一体何でしょう?
日本で初めてその食材を栽培し販売し、日本で一番食べてきたという男性に密着。血糖値を下げるための上手なその食材のとり方をご紹介してくださいます。
血糖値を上げにくくしてくれる食材とは、なんなのでしょうか?
今日は、高血糖を防ぐ紫色の食材についてご紹介していきます。
血糖値を下げる最強のフルーツとは
血糖値を下げる成分をダントツに多く含む最強フルーツとは、ブルーベリーです。
ブルーベリーは、小平市が栽培発祥の地と言われており、番組に登場した男性が初めてブルーベリーを栽培して販売した男性ということです。
アメリカで18万人以上を対象とした研究によると、ブルーベリーやりんご、ブドウといった果物を食べている人は、糖尿病の発症リスクが低下することが確認されました。
中でも、糖尿病のリスクが一番下がったフルーツがブルーベリーで、糖尿病の発症率が33%低下したことがわかっています。
ブルーベリーが血糖値を下げる理由
ブルーベリーには、抗酸化作用の強いフラボノイドやポリフェノールといった成分が豊富に含まれています。
フラボノイドは、ブルーベリーやブドウといった果物の果皮に多く含まれる色素成分で、苦味や辛味の成分になっています。このフラボノイドの多くが強力な抗酸化作用をもっているんですね。
そして、ブルーベリーに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」やフラボノイドには、インスリンの活性を良くして血糖値を下げる作用があります。
その結果、抗酸化物質を多く摂っていたグループは、少ないグループに比べて2型糖尿病の発症リスクが最大27%も低下したことが明らかになりました。
なお、1日に270mg摂取することでリスクが低下し、これ以上摂取してもリスクに影響しないこともわかっています。
アントシアニンが血糖値の上昇を抑える
糖尿病治療の専門家でもある、東邦大学医学部教授の弘世貴久先生によると、ナスやブルーベリーに含まれる紫の色素成分のアントシアニンが血糖値の上昇を抑え、糖尿病の発症を予防すると言っていました。
その中でも、断トツにアントシアニンが含まれている食材、フルーツが【ブルーベリー】なんです。
そのブルーベリー、6月中旬頃から旬が始まり、7~8月にピークを迎えます^^
まさに今が旬ですね♪
ブルーベリーの効果的な食べ方
ブルーベリーの効果的な食べ方は、毎日食べること。
アントシアニンは即効性がありあすが、持続性がありません。効能の持続は4~24時間と言われています。
栽培ブルーベリーは概ね100~200mg(100g中)のアントシアニンが含まれていて、1粒あたり2gということですから50粒食べるということになりますね。
1日に50粒のブルーベリーを毎日食べ続けるのはなかなか難しいですよね。
でもサプリメントだったら手軽に摂ることができます。サプリを活用するのも一つの方法ですね。
紫の食材ナスを使った血糖値改善料理
ブルーベリーを毎日食べるのは難しいですが、同じくアントシアニンを豊富に含む紫色の食材「ナス」を使った血糖値改善料理を料理研究家・奥薗壽子さんが紹介してくださいました。
アントシアニンは熱に弱く、加熱すると少なくなってしまうため、ナスを生で食べられるレシピです。
ナスの塩漬け
ナスの塩漬け ゴマ風味
ナスの塩漬け お菓子仕立て
まとめ
血糖値を下げる食材の色は『紫』でした。
ブルーベリーが最強のフルーツであることはわかりましたが、ナスやブドウといった紫色の食材には特に多くのフラボノイドやポリフェノールといった成分が含まれています。
ただし、持続性がないため毎日取り続けることがポイント。
ブルーベリーだけを食べるのではなく、紫色の食材を毎日取り入れることが重要ですね。
紫色の食材は最近増えてきていて、「紫キャベツ」、「紫玉ねぎ」、「紫人参」、「紫かぶ」などといった種類があります。
スーパーで見かけたら手に取ってみるといいですね^^
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