世界一受けたい授業でも話題になった、順天堂大学の小林弘幸教授が考えた『長生きみそ汁』。
自律神経と腸を整えて、健康になれるみそ汁です。
長生き味噌汁は”スペシャル味噌”という小林弘幸先生のオリジナルのみそレシピがあります。作り方はとっても簡単!
このスペシャルみそをストックしとけば、毎日手軽に長生き味噌汁を続けることができますね♪
今日は、テレビでも紹介されたスペシャルみその作り方や、長生きみそ汁のレシピをご紹介していきます!
長生きみそ汁の効果
長生きみそ汁は、みそ汁の
- 一度に複数の食材をとれるので、たくさんの栄養がとれる
- かさが減るから、サラダよりも多くの量の野菜がとれる
- 栄養が食材から溶け出しても、汁に溶け込ませて逃さない
- 食材の組み合わせが自由自在で飽きにくい
というメリットを生かして出来上がりました。「1日1杯の長生きみそ汁健康法」。文字通り、1日1杯のみそ汁を飲み続ければいいだけの簡単な健康法です。
みそ汁だったら毎日飲んでも飽きないですよねー!
1日にたった1杯の長生きみそ汁で得ることができる効果は、
- 自律神経を整える
- 腸内環境を整える
- 血液をサラサラにする
- 生活習慣病の予防
- 疲労回復
- メンタルトラブルを防ぐ
- 老化のスピードを抑える
など!!
全身の健康にはもちろん、メンタル面にも効果が期待できるんですね^^
スペシャルみその作り方
長生きみそ汁の素となるのが「スペシャルみそ」です。
材料は4つ!
- 赤みそ 80g
- 白みそ 80g
- 玉ねぎ 150g(約1個)
- リンゴ酢 大さじ1
【作り方】
- 玉ねぎをすりおろす。
- すりおろした玉ねぎに赤みそ、白みそ、りんご酢を加えて混ぜ合わせる。
- 製氷皿に入れて、冷凍庫で2〜3時間凍らせれば 約2週間の保存が可能。
冷凍保存が可能というところがいいですね~^^
いつでも長生きみそ汁を飲むことができます。このスペシャル味噌だけをお湯に溶かして飲んでも健康効果があるんですって!
ちなみに、製氷皿の1個分は約30gで、ちょうど1杯分のみそ汁になります。
- 赤みそ
- 白みそ
- 玉ねぎ
- リンゴ酢
抗酸化作用のある成分「メラノイジン」が豊富に含まれています。お肌や体の老化、血管の老化に関わる”活性酸素”を除去する働きがあります。
また、赤みその発酵熟成中にできた成分「ペプチド」に、中性脂肪の減少、抗酸化作用や代謝のアップなどの効果が期待できます。
白味みそには、赤みそにはないGABAと呼ばれる成分が豊富に含まれていて、ストレスを軽減したりリラックス効果があります。
玉ねぎには、ケルセチンというポリフェノールの一種で強い抗酸化力を持つ成分が含まれ、血管を強くし、玉ねぎでおなじみ”血液サラサラ効果”の効果が期待できます。
また、腸内環境を整えるオリゴ糖を含んでいます。
リンゴ酢に含まれるグルコン酸は、腸内に住む善玉菌の餌になり、腸内環境を整えるのに効果が期待できます。
長生きみそ汁のレシピ
長生きみそ汁の「スペシャルみそ」とそれぞれの具材を組み合わせることで、様々な健康効果が期待できます。
気になる効果があったらぜひ試してみてくださいね^^
ニラとベーコンのみそ汁(効果:疲労回復)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- スライスベーコン1枚
- にら80g
- にんじん1/3本
- しょうが1かけ
【作り方】
- ベーコンはみじん切りにする。
- にらは4cm長さに切る。
- にんじんは細切りにする。
- しょうがはせん切りにする。
- 鍋ににら以外の1、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせてから、1分加熱する
- にらを加えて火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
ベーコンには、疲労回復に効果があるビタミンB1が含まれ、ニラに含まれるアリシンによってビタミンB1の吸収を高める効果が期待できる。
まぐろのみそ汁(効果:脳の活性化)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- まぐろの刺身のあら100g
- 玉ねぎ1/2個
- しょうが1かけ
- 酒大さじ1
【作り方】
- まぐろは大きければ一口大に切る。
- 玉ねぎは一口大に切る。
- しょうがはせん切りにする。
- 鍋に玉ねぎ、しょうが、酒、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- まぐろを加え、アクを取り除きながら、玉ねぎがやわらかくなるまで4〜5分加熱する。
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
- お好みですりごまや小ねぎの小口切りを散らす。
まぐろには、脳の老化予防作用があるDHAや、脳の健康維持に必要な栄養素EPAが多く含まれています。
まるごとトマトのみそ汁(効果:ガン予防)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- トマト2個
【作り方】
- トマトのヘタの部分をくり抜く
- 鍋にヘタの部分を下にした①のトマト、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- 火を弱めの中火にし、トマトがやわらかくなるまで約10分加熱する。
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
- 好みでオリーブオイルをたらす。
トマトに含まれるリコピンは、がんの原因となる活性酸素を抑制する効果が期待できます。また、オリーブオイルのに含まれるレイン酸には、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす働きが期待できます。
アボカドとパプリカのみそ汁(効果:シミやシワの防止)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- アボカド80g
- パプリカ50g
- 豆乳150ml
【作り方】
- アボカドとパプリカを食べやすい大きさになる。
- 鍋に1、水150ml(分量外)を入れ、ひと煮立ちさせる。
- 豆乳を加えて温め、みそ玉を溶かす。
ねぎだく納豆みそ汁(効果:活性酸素を減らす・老化防止)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- 納豆1パック
- 長ねぎ80g
【作り方】
- ねぎは小口切りにする。
- 鍋に水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- 納豆、ねぎを加えて、ねぎが半透明になるまで1〜2分加熱する。
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。好みでこしょうを振る。
ズッキーニとミニトマトのみそ汁(効果:活性酸素を減らす・老化防止)
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- ズッキーニ1/2本
- ミニトマト6個
- アンチョビ(チューブ)小さじ1/3
- 白ワイン大さじ2
【作り方】
- ズッキーニは7mm暑さの輪切りにする。
- 鍋にアンチョビ、白ワイン、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- ズッキーニを加え、火が通るまで約2分加熱する。
- ミニトマトを加えて火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
- アンチョビを添え、好みでオリーブオイルをたらす。
なすのみそ汁(効果:疲労回復)
【材料】
- スペシャルみそ60g
- 油揚げ1枚
- なす2本
- 長ねぎ1/2本
- ごま油小さじ1
【作り方】
- 油揚げは1cm幅に切る。
- なすは一口大の乱切りにする。
- 長ねぎは3cm長さに切る。
- 鍋に油揚げを入れ、香ばしくなるまで乾炒りして取り出す。
- ごま油を熱し、なす、長ねぎを入れて焼き色をつける。
- 水300ml(分量外)を加え、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- 油揚げを戻し入れ、約1分加熱する
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
- 好みでみょうがのせん切りを添える。
めがぶと大根のみそ汁(効果:腸内環境改善)
【材料】
- スペシャルみそ60g
- めかぶ(味付きではないもの)2パック(80g)
- 大根150g
【作り方】
- 大根はピーラーで薄切りにする。
- 鍋に1、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせてから、大根が少ししんなりとするまで1〜2分加熱する。
- めかぶを加えて火を止め、みそ玉を溶かす。
- 器に盛り、好みでしょうがのせん切りを添える。
えびとアスパラガスのみそ汁(効果:疲労回復・高血圧の抑制
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ60g
- 有頭えび4尾
- アスパラガス2本
- 酒大さじ2
【作り方】
- えびは殻、尾、背ワタを取り除き、よく洗う(頭は捨てない)。
- アスパラガスはかたい部分をピーラーで削り、4cm厚さの斜め切りにする。
- 鍋にえびの頭、酒、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- アクを取り除き、えび、アスパラガスを加えて火が通るまで約1分加熱する。
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。
えびに含まれるタウリンに、高血圧の抑制効果が期待できる。また、アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労回復効果が期待される。
レンコンとさつまいものみそ汁
【材料(2人分】
- スペシャルみそ60g
- レンコン100g
- さつまいも100g
【作り方】
- レンコンは皮をむき、7mm厚さの輪切り(半月切りでも)にする。水でしっかりともみ洗いをする。
- さつまいもは皮付きのまま7mm厚さの半月切りにする。水でしっかりともみ洗いをする。
- 鍋に1、水300ml(分量外)を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせる。
- 弱めの中火にし、火が通るまで4〜5分加熱する。
- 火を止め、みそ玉を加えて溶かす。好みでごまを振る。
みそチーズトースト
みそ汁のレシピではありませんが、スペシャルみそを使ったトーストのレシピです。
朝の忙しい時間にもサッと準備できる朝食ですね^^
【材料】(2人分)
- スペシャルみそ30g
- 食パン2枚
- バター10g
- はちみつ小さじ1
- ピザ用チーズ30g
【作り方】
- 耐熱容器にみそ玉、バターを入れてラップをかけ、電子レンジで20〜30秒加熱して溶かす。
- ①にはちみつを加え、混ぜ合わせる
- 食パンに2を塗り広げ、チーズを散らしてオーブントーストで焼く。
長生きみそ汁のスペシャルみその作り方とレシピを紹介!のまとめ
世界一受けたい授業の番組内では、雛形あきこさんが長生きみそ汁を2週間実践していました。
上で紹介したみそ汁レシピを日替わりで毎日1杯ずつ10日間飲み続けたところ、活性酸素の量が4.6ngから0.4ngに減りました。
活性酸素は、老化の原因にもなります。特に女性が気になるシミやシワなどの原因にもなるので、長生きみそ汁は女性に特におすすめですね。
毎日のお味噌汁で健康になれるなんて、日本人でよかったと思ってしまいますね(笑)
今日から、毎日実践して健康を維持しましょう!!
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