10月23日の「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」では、『「健康長寿がよく飲むお茶ベスト10」を大発表!血管・血糖値・腸活性…健康効果に期待できるのは何茶?』が放送予定です。
健康ご長寿が飲んでいるという、健康効果に効果的なお茶をランキングで紹介。それぞれのお茶の特徴などについても解説があるようですね。
今日は、『お茶の健康効果』にスポットを当てて、緑茶,麦茶,玄米茶,ルイボスティーなどそれぞれの注目すべき栄養素や効能・効果などを徹底的に調べてみました!
お茶の健康効果は?緑茶,麦茶,玄米茶,ルイボスティーなど
緑茶
健康長寿の方がよく飲むお茶は、圧倒的に緑茶ではないでしょうか?
私たち日本人には最も身近なお茶ですよね。
そんな緑茶の栄養効果をチェックしてみましょう。
- カテキン
- ビタミンC
緑茶の健康成分といえば、「カテキン」が真っ先に頭に浮かびます。
カテキンには、”活性酸素の働きを抑える” ”神経細胞が傷つくのを防ぐ”といった効果があることがわかっています。
このカテキンの効果がとにかくすごい!
緑茶を1日5杯以上飲めば、脳梗塞や心筋梗塞の死亡リスク低下、1日7杯以上飲むと、糖尿病になりそうな状態からでも血糖値の改善が期待できるという結果が報告されています。
以前から、カテキンの糖尿病予防の効果はわかっていましたが、最近の研究では高い数値の血糖値を下げる効果があることもわかってきました。
イメージにはないですが、緑茶にはビタミンCがたっぷりと含まれています。緑茶の中でも最も豊富に含まれているのは”煎茶”。
その量は、レモンの3~5倍とも言われています。
1日に5杯飲むと、1日に必要なビタミンCを補うことができます。
麦茶
「ミネラ~ル麦茶♪」のCMが印象的な麦茶(年代がばれてしまう?!)
麦茶=ミネラルというイメージが強いかもしれませんね。でも、麦茶にはミネラル以外にもさまざまな栄養効果が含まれています。
- 血液サラサラ
- イライラ解消
麦茶には、血液をサラサラにしてくれる成分”アルキルピラジン”が含まれています。
アルキルピラジンは、麦茶のあの香ばしいにおいの成分でもあります。
アルキルピラジンには、血流をスムーズにする効果があることがわかっています。つまり血液サラサラ効果ですね。また、血管の中の血栓を防ぐ効果もあることから、梗塞や心筋梗塞などの血管の病気の予防にも効果が期待できます。
麦茶には、GABA(ギャバ)が含まれています。GABA(ギャバ)には血圧を下げて高血圧の予防や、精神安定作用、ストレス軽減作用などの効果が期待できます。
麦茶にはカフェインが含まれていないので、夜寝る前にリラックスのために飲むのもおすすめです。
玄米茶
玄米茶は、番茶と煎った玄米をほぼ同量ずつ加えた緑茶の一種なんですね。煎った玄米の香ばしさがなんとも言えない風味です。
- 便秘解消
- 血行促進と新陳代謝
玄米茶には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく豊富に含まれているほか、排泄を促す「フィチン酸」が含まれています。
普段から飲み続けていることで、便秘改善の効果が期待できます。
玄米茶は、ほかのお茶と比べて”ビタミンB”や”ビタミンE”が豊富です。血行や新陳代謝が良くなる効果が期待できます。
ルイボスティー
ルイボスティーは、南アフリカのお茶で多くの鉱物が含まれている一部の地域でしか育たないため、日本での栽培はできません。
最近では、カフェインが入っていないので妊婦さんにも人気のお茶です。
そんなルイボスティーの栄養効果をチェックしてみましょう。
- 血管の再生力
- 免疫力を高める
足や指の先まで血液を送る毛細血管がドンドン消えていく現象「ゴースト血管」をご存知でしょうか?
知らない間に毛細血管がなくなってしまい、冷え性やしびれ、お肌のたるみなどの原因になります。
このゴースト血管になりかけている血管が、ルイボスティーで再生される,新しく血管を作るという実験結果が発表されています。
ルイボスティーにはケルセチンといった抗酸化成分SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)様酵素がたっぷりと含まれていて、老化の原因となる活性酸素を取り除く働きがあります。
抗炎症作用や高血脂症、動脈硬化の予防、アレルギー症状の緩和が期待できます。
お茶の健康効果は?緑茶,麦茶,玄米茶,ルイボスティーの違いは?のまとめ
お茶の種類によって様々な栄養効果があることがわかりました。
血液サラサラには、「麦茶」
便秘解消には、「玄米茶」
血管を強くするには「ルイボスティー」
テレビで放送される「健康長寿が飲んでいるお茶ベスト10」の結果も気になりますね。
分かり次第こちらでも追記していきます。
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