レンコンが花粉症や風邪の時の鼻づまりに効果があることはご存知でしょうか?
花粉症は2月頃から飛び始めます。今年は、例年に比べて2倍、3倍にもなると言われていますよね。
めがねやマスクだけでは防ぐことができず、なんと皮膚からも花粉は体内に入り込み花粉症の症状を引き起こします。
花粉症対策には、花粉が飛び始める前から薬を飲み始めるのが一番ですが、レンコンにも花粉症の症状を抑える効果があることが明らかになっているんですよ~!
しかも、甘酒と一緒に摂ると効果がアップするんです^^
今日は、レンコン甘酒の効果と作り方についてご紹介していきます。
れんこん甘酒が花粉症や鼻づまりに効果ある?
以前、世界一受けたい授業でも取り上げられていたのですが、耳鼻科のスペシャリストである”東京新宿メディカルセンター”の石井正則先生によると、レンコンは花粉症の症状を抑える食材としてイチオシ!ということ。
レンコンには、タンニンというポリフェノールの一種が含まれています。
タンニンは、花粉が体内に侵入するとIgEという抗体を作る働きを抑制する効果があります。(IgE抗体が多いと、鼻づまりなといった症状が出やすくなります。)
また、アレルギー症状の改善には、腸内環境を整えて腸のはたらきを正常にすることも効果があるとわかっていますが、レンコンには100g中2gという豊富な食物繊維が含まれています。
このような成分を持つレンコンは、花粉症対策にベストな食材だといえますよね。
さらに!!
なんとレンコンに乳酸菌を合わせるとより高い効果が発揮されることが分かりました。
さらに、米麹で作った甘酒には
ブドウ糖
ビタミンB1,B2,B6
オリゴ糖
食物繊維
葉酸
カリウム
などが含まれていて、ビタミンCよりも強い抗酸化作用をもつ「エルゴチオネイン」という成分も含まれています。

れんこん甘酒の作り方
【材料】
- 米麹で作った甘酒
- 皮のついたれんこん
- しょうが
【作り方】
- れんこんを皮ごとすりおろす
- しょうがをすりおろす
- 甘酒を鍋で温める
- 沸騰直前にれんこんのすりおろしを入れ、温める
- 器に移して、しょうがのすりおろしをのせる
れんこん甘酒の味はどう?
れんこん自体は、ほとんど味がないので「あまり気にならない」という方が多いです。
番組で紹介された際には、出演者が飲んでみて「寒い日にもよさそう」「おいしい」といった感想を寄せていました。
SNSを見てみると、「さらりと飲めるからちょくちょく作ります」「飲みにくさゼロ! 普通にイケる」との感想も。
ただ中にはやっぱりダメって方もいて、そういう場合には「ハチミツを少し加える」と飲みやすくなるので試してみてくださいね。
また、れんこん+乳酸菌で花粉症の症状軽減させたいけど、甘酒が苦手という場合には「れんこんヨーグルト」もおすすめです。
▼こちらの記事に作り方を書いています^^

花粉症対策は花粉が飛ぶ前から!
初めにも伝えましたが、花粉症対策には「花粉が飛ぶ前に対策を始める」ことが重要です。
薬を飲む場合ももちろんですが、レンコンを食べて対策をしようという場合にも即効性があるわけではありませんので、日ごろから食べ続けるということが必要です。
その場合、生のレンコンを毎日すりおろしたりするのは大変ですよね。。。
そういった場合には「すりおろしレンコン」をストックしておくといいですよ~。
- レンコンをすりおろす
- すりおろしたレンコンを1回分ごとラップに包むか、保存袋へ入れてお箸で筋をつけて冷凍する
冷凍しておけば、3~4週間は保存が可能なので、時間があるときに大量に作っておけば毎日が楽ですね。
また、れんこんパウダーも準備しておくとさらに楽チン!
さらさらっとかけるだけで、どんなお料理にも使いやすです。
まとめ
れんこん甘酒、花粉症患者の多くがその効果を実感しているということなので、とっても気になりますね。
甘酒も今健康効果が大注目されている食品です。
2月27日のテレビ東京「ソレダメ!」では、レンコン甘酒やレンコンの花粉症効果について放送予定です。
これでまた甘酒が品薄にならなければいいですが。。。
▼白い甘酒より紅い甘酒のほうが効果が高いって知ってました?

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