10月29日の「名医のTHE太鼓判!」では、『50代からの血管若返りSP』として”50代からの“血管若返り”老けない体を作る最強食材【タマネギの正しい食べ方】”について放送予定です。
年齢を重ねていくと、血管が硬くなっていくって知っていましたか?
血管が硬くなっていくと、心筋梗塞や脳卒中といった血管が原因で起こる病気のリスクが高くなります。
この硬くなってくる血管を”しなやか”にし、血管年齢を若返らせるのに「玉ねぎ」が効果的!
今日は、血管年齢を若返らせてくれる玉ねぎの効果や、玉ねぎの正しい食べ方についてご紹介します。
玉ねぎの栄養と効果
玉ねぎが、血液をサラサラにてくれて体に良い食べ物だということは、皆さんご存知ですよね。
でも一方では、食べすぎると”口臭や体臭がきつくなる”とか”おならが臭くなる”なんてことも言われています。
実は、玉ねぎには、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルといった五大栄養素はあまり含まれていないんですね。
その代わり、硫化アリル(アリシン)やケルセチン(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれています。
- 硫化アリル(アリシン)は、高血圧など血管の病気に効果的
- ケルセチン(ポリフェノールの一種)は、老化を防ぐのに効果
この2つの成分が、玉ねぎの健康効果として注目を浴びているんですね!
硫化アリル(アリシン)
簡単にいうと、玉ねぎの辛みや刺激成分です。
硫化アリルには、”血管を丈夫にする” ”血液が固まるのを抑制する”などといった効果があり、血液をサラサラにして、高血圧,動脈硬化,脳梗塞,心筋梗塞といった血管の病気に効果的です。
また、血液中の余分な糖質や脂質を減らす作用があることもわかっています。
糖尿病の予防に有効な成分です。
ケルセチン
ケルセチンは、玉ねぎの色素や渋み成分です。ポリフェノールの一種で、老化の原因となる活性酸素を取りのぞいてくれる抗酸化作用があります。
また、血糖値の上昇を抑える働きもあります。悪玉コレステロールを減らす作用があり、脂肪の吸収を抑える効果もあるので、ダイエットをしている方にも有効ですね。
天日干しの玉ねぎの効果
玉ねぎの注目成分として、硫化アリルとケルセチンを紹介しましたが、「ケルセチン」にさらにスポットを当てていきますね。
ケルセチンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があることは先に書いた通りです。
さらに、血管内皮を強くする働きがあることもわかっています。
この血管内皮は、血管の内側の部分のことで、血液が凝固しないように多くの抗血栓性物質が作られている場所なんです。
ちなみに、この血管内皮から出ている抗血栓性物質は、お薬にもなっているんですって!
血管は、年齢を重ねていくと硬くなっていってしまい、心筋梗塞や脳卒中といった血管が原因で起こる病気のリスクが高くなります。
このケルセチンがには、血管を柔らかくしなやかにする働きがあります。
血管が柔らかくしなやかになるということは、
- 血管年齢が若返る
- 内臓機能も若返る
- 新陳代謝が良くなって、お肌などの見た目も若返る
と、全身の若返りにつながっていくんです!
1ヶ月玉ねぎを食べ続けたところ、10~20歳も血管が若返ったという結果が出ています。
玉ねぎで一番ケルセチンがあるのは、皮!
そう、玉ねぎで一番ケルセチンがあるのは、皮なんです。でも、玉ねぎの皮なんて食べられないですよね。
ですが、食べられる白い部分にはケルセチンが多く含まれていません。
【参考】玉ねぎ(100g)に対し、玉ねぎの皮に800mg、白い部分に40mg
でも大丈夫!
なんと皮をむいてもケルセチンが4倍にも増やすことができる方法があるんです。
もうお分かりですよね?それが、『天日干しの玉ねぎ』です。
白い部分でも、日光に当てることでケルセチンが格段にアップすることが分かっています。
日光に当て始めてから2~3日でケルセチンは2~3倍に。
さらに1週間ほど当てておくと、その量は4~5倍以上になります。
1週間以上天日干しをしてしまうと、玉ねぎの水分が抜けすぎて乾燥したり、硬くなってしまったりするので、1週間を目安に天日干しをするといいですよ。
1週間程度であれば、食感や風味は普段の玉ねぎと変わりはなく、調理しても増えたケルセチンが減ってしまうこともありません。
▼玉ねぎの皮の粉末 みそ汁やお料理にちょっとふりかけて手軽に効果的にケルセチンを摂取
天日干し玉ねぎの作り方
玉ねぎの皮をむいて、太陽の下で1週間ほど干す
たったこれだけで、玉ねぎの栄養効果が格段にアップ!
こんなに簡単なので、今すぐ作ることができちゃいますね^^
▼ケルセチンのサプリもあります
血管若返り成分を効果的に摂るたまねぎレシピ
タマネギポン酢
【材料】
- タマネギ中 1個(200g)
- ポン酢 100cc
【作り方】
- タマネギは皮をむき、ラップで包んだら600Wの電子レンジで4分加熱する
- 加熱したタマネギをフードプロセッサーでペースト状にする
- 2にポン酢しょう油を加え、混ぜ合わせたら出来上がり
タマネギの月見蒸し
【材料】
- タマネギ 1個(200g)
- 温泉卵 1個
- タマネギポン酢
【作り方】
- タマネギは皮をむき、芯の部分を切り落とさないように6等分に切れ込みを入れる
- 1をラップでくるみ600Wの電子レンジで4分加熱する
- 2を皿にのせ軽く開き、真ん中に温泉卵をおとしタマネギポン酢をかければ完成!
タマネギたっぷりスープ
【材料】
- タマネギ 2個
- バター 20g
- チキンコンソメスープの素(顆粒) 大1
- 水 350cc
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- タマネギは薄切りにしラップをせずに600Wの電子レンジで4分加熱する
- 鍋にバターを入れ1を加えてキツネ色になるまで強火で5分程度炒める
- 2に水・チキンコンソメを加えひと煮たちさせる
- 3を滑らかになるまでフードプロセッサーにかける
- 4を再び火にかけ塩・コショウで味を調えたら完成!
ケルセチンの吸収をさらにアップさせる調味料
玉ねぎのケルセチンは脂溶性、脂に溶けやすいという特徴があります。
上で紹介したようなレシピでケルセチンは効果的に摂り入れることはできますが、さらに効果的なのが「オリーブオイル」と一緒に玉ねぎを食べること。
オリーブオイルと一緒に食べることで、ケルセチンの体へ吸収される効果がグッとアップします。
たまねぎのサラダ
【材料】
- たまねぎ 1/2個
- セロリ 1本
- キュウリ 1/2本
- オリーブオイル 大さじ2
- お酢 大さじ1
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- 玉ねぎは繊維を断つようにスライスし、15分ほど空気にさらす
- ①に、薄くスライスしたセロリ、きゅうりを入れる
- オリーブオイルとお酢で和える
- 塩コショウで味をととのえて完成
天日干し玉ねぎの効果と作り方!血管若返りにオリーブオイル?のまとめ
普通に食べる玉ねぎの栄養効果もとっても素晴らしいですが、日光に当てて天日干しにするとその効果がさらにアップすることが分かりました。
皮をむいてお日様に1週間ほど当てるだけで、血管が若返る、内臓が若返る、そして見た目も若返る!
今すぐ試さない手はないですね♪
そして、日光に当てることでアップしたケルセチンは、オリーブオイルと一緒に摂取すると体内に取り込まれやすくなることもわかりました。
サラダに、炒め物に、玉ねぎの調理の時はオリーブオイルを使うといいですね。
紅い甘酒の効果で血圧やコレステロール値が下がる!
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